乱視の種類について

乱視の種類とは?

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乱視は、大きく二つの種類に分けることができます。正乱視と不正乱視です。双方とも主に角膜の表面が歪んでいて焦点が一点に集まらない目のことですが、角膜の表面の状態に違いがあります。角膜の状態が大きく違うことから、その矯正法も異なります。

正乱視とは?


乱視として、最も一般的なのはこの正乱視です。角膜は通常半球体のような形ですが、正乱視はラグビーボールのように歪んでおり、一定方向に歪みが生じている目のことをいいます。

角膜の表面状態は特に凹凸はなくなめらかです。ですが、部分によってその歪みの強さが異なるため、光が一点に集まりません。

正乱視の場合、網膜上に2点で焦点を結んでいる状態です。歪んだ角膜での光の屈折により、乱視の症状を起こしてしまうのです。

正乱視はさらに3つに分類され、「直乱視」「倒乱視」「斜乱視」に分けることができます。その角膜の歪みの方向によって区別されています。

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直乱視は縦方向に屈折の強い乱視で、倒乱視は横方向に屈折の強い乱視、斜乱視は斜め方向に屈折の強い乱視です。

他にも単乱視、複乱視、混合乱視など種類は数多くあります。それぞれ違いはありますが、すべてが正乱視と呼ばれています。

一般的な乱視の90%はこの正乱視で、先天性によるものが原因です。メガネやコンタクトを使用することで矯正が可能となっています。

球面のレンズではなく、一方向の屈折率を変えることのできる円柱形のレンズを使用することで矯正することができます。

不正乱視とは?


不正乱視とは正乱視とは異なり、目のレンズ部分に不規則に歪みがある状態をいいます。角膜が縦方向、横方向、あるいは斜めに歪んでいます。

また、正乱視は角膜の表面がなめらかなのに対し、不正乱視は角膜の表面に凹凸があります。そのため、正乱視のように歪みが一定ではありません。

全く焦点が合わない状態のことを不正乱視といいます。その原因としては後天的なものが挙げられます。外傷による水晶体の異常や白内障などの病気が原因になっているのです。正乱視が乱視の大部分を占めるのに対し、不正乱視の方は少数派です。

その矯正方法もメガネやソフトコンタクトでの矯正はできません。角膜の表面のゆがみに影響されないハードコンタクトレンズか、または歪みを正確に計測したうえで治療するウェーブフロントレーザーを使った矯正手術(レーシック)で矯正するのが一般的です。

もし、眼科医でソフトコンタクトレンズでは矯正不可能と言われた場合は、不正乱視ということになります。

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